友達と韓国料理を囲むと、なぜかみんな声がでかくなる説

Uncategorized

ALT

先週の金曜、久しぶりに大学時代の友人5人で集まった。場所は新大久保の「ミョンドン食堂」っていう、いつも行列ができてる店。

予約したのが19時半だったんだけど、実際に全員揃ったのは20時過ぎ。遅刻の常習犯である田中が案の定30分遅れで、みんなでLINEグループに「まだ?」って送りまくってた。ようやく到着した田中は「電車が遅延してて」って言い訳してたけど、絶対嘘。だって俺も同じ路線使ってきたし。

テーブルに座ってメニューを開くと、やっぱりみんなの目が向かうのはチーズタッカルビとかサムギョプサルとか、そういう定番メニューなんだよね。でも今回は幹事の佐藤が「せっかくだからちょっと辛いやつ挑戦しようよ」って提案してきて。正直、辛いの苦手な俺としては内心「マジか…」って思ったけど、その場の雰囲気で反対できるわけもなく。結局プルタックポックンミョンとキムチチゲの激辛バージョン、それにヤンニョムチキンを注文することになった。

料理が運ばれてくるまでの間、なぜか高校時代の修学旅行の話になって。誰かが「あの時、夜中にコンビニ行こうとして先生に見つかったよね」って言い出したら、もう止まらない。10年以上前の話なのに、みんな妙に細かいところまで覚えてるんだよ。人間の記憶って不思議だよね、昨日の晩ごはん思い出せないくせに。

そうこうしてるうちに料理が到着。

テーブルの上に並んだ赤い料理たち。見た目からしてもう辛そうで、湯気と一緒に唐辛子の香りが立ち上ってくる。最初は恐る恐る箸を伸ばしてたんだけど、一口食べたら意外といける。いや、辛いことは辛いんだけど、その辛さの奥に旨味があるっていうか。気づいたら全員無言でひたすら食べてて、さっきまでのワイワイガヤガヤした雰囲気がいったん静まり返った。これ、韓国料理あるあるだと思う。最初はみんな辛さとの戦いに集中するから会話が止まるんだよね。

でも5分もすると慣れてくるもので、今度は逆にテンション上がってくる。「これめっちゃうまくない?」「やばい、汗やばい」「水おかわり!」って、店内の他のお客さんに迷惑かけてないか心配になるくらいの音量で喋り始める。なんでだろうね、韓国料理食べてる時って自然と声大きくなるの。辛さでアドレナリンが出てるのか、それとも店の雰囲気がそうさせるのか。

途中で山田が「俺、この前彼女にフラれたんだよね」っていきなり重い話を始めて、一瞬場が凍りかけたんだけど。でも本人がケロッとした顔で「まあ、こうやって友達と美味いもの食えてるから別にいいかなって」って言うもんだから、みんなで「そうだそうだ!」って盛り上がって。辛い料理食べながらだと、なんか深刻な話も軽く聞こえるから不思議。

気づいたら3時間くらい経ってて、店員さんが「ラストオーダーです」って声かけに来た時は全員驚いた。え、もうそんな時間? って。でも確かにテーブルの上は空いた皿だらけで、ビールのジョッキも何杯目か分からないくらい頼んでたし。会計の時に一人4500円くらいだったかな。この内容でこの値段なら安いよね、って全員一致の意見。

店を出たら外はもう真っ暗で、11月の夜風が冷たかった。さっきまで汗かいてたから余計に寒く感じる。駅まで歩きながら、誰かが「次いつ集まる?」って聞いて、また誰かが「来月のどこかで」って答えて。具体的な日程は決まらないまま、みんなそれぞれの路線に散っていった。

家に帰ってシャワー浴びてる時、髪の毛から焼肉の匂いがして。ああ、今日楽しかったなって思った。別に特別なことをしたわけじゃないんだけどさ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました